2026.09.20
【仙台市太白区で外壁・袖壁の補修工事を実施】 仙台市太白区にお住まいの皆さん、こんにちは!街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です(^^)/ ご自宅の外壁や袖壁(パラペット、破風の角など)の端っこが、ポロポロと崩れたり、表面が浮き上がったりしていませんか? 「小さなヒビ割れだから、とり…
みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん太白店の兵藤です!
仙台市青葉区にお住まいのお客様より、「外壁から外に飛び出している木材がボロボロになって穴があいている」というご相談をいただきました。さっそく現地に伺い点検を行ったところ、屋根近くの「化粧桁(けしょうげた)」と呼ばれる木部が、雨水の影響で大きく腐食している状態が確認できました。
ご自宅の外壁や屋根まわりを見上げたとき、外へ突き出ている木材の塗装が剥がれていたり、黒ずんだりしていませんか?「高所だし小さな木の部分だから大丈夫だろう」と放置してしまうと、最悪の場合はお住まいの構造体(柱や梁)まで腐食が広がり、高額な改修費用がかかってしまう恐れがあります。
今回は、仙台市青葉区での実際の現地調査写真をご紹介しながら、なぜ外に突き出た木材が腐ってしまうのか、放置することによるリスク、そして当店がおすすめする長持ちで確実な補修方法について詳しく解説します。
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今回点検にお伺いしたお宅では、2階屋根(下屋)付近の外壁から外側へ大きく張り出している木材(化粧桁・化粧母屋)に深刻な痛みがみられました。
実際の現地調査の写真がこちらです。
先端にはもともと雨よけとして金属製のキャップが取り付けられていましたが、下側や側面から確認してみると、木材の表面が大きく裂けて剥がれ落ち、内部の木造組織が露出してしまっています。叩いて確認すると、水分を含んでスポンジのように脆くなっており、手で触れるだけでもボロボロと崩れてしまうほどの状態でした。
木材の大部分が失われ、大きな「空洞(穴)」が形成されているのが分かります。
上部からの写真を確認すると、金属キャップと木材の隙間、さらには塗膜が途切れた部分から長年にわたって雨水が浸み込み続けていたことが窺えます。外観上は「キャップがついているから安心」に見えても、内部では着々と湿気が溜まり、腐食(腐朽菌の繁殖)が進行していたという典型的な事例です。
このような木部の腐食は、高所にあるため地上からは気づきにくく、ベランダに出たときや下から見上げたときに初めて深刻な状態に気づくケースが非常に多くなっています。
和風住宅やデザイン性の高い洋風住宅では、屋根を支える梁や桁をあえて外壁の外まで突き出させる「化粧出し(けしょうだし)」という構造がよく用いられます。重厚感や意匠性を高める魅力的なデザインですが、建築構造の観点から見ると非常に雨水の影響を受けやすい部位でもあります。
飛び出た木材が腐りやすい主な理由は以下の3点です。
一つ目は「日光や風雨に常に晒される厳しい環境」です。 外壁の内側にある柱や梁とは異なり、外に飛び出ている木材は雨、風、直射日光(紫外線)を100%ダイレクトに受け続けます。新築時にしっかり塗装されていても、紫外線によって年数が経つと塗膜が劣化し、防水性能が失われていきます。
二つ目は「木口(きぐち)からの吸水」です。 木材の先端部分を「木口」と呼びますが、ここは木が水分を吸い上げる管(ストロー状の組織)が露出しているため、側面よりも何倍も水分を吸い込みやすい性質を持っています。キャップやカバーがついていても、その隙間から毛細管現象によって雨水が吸い上げられ、内部に水が留まってしまうのです。
三つ目は「カバー内部の湿気」です。 金属キャップや不適切な塗装によって木材が覆われていると、一度入ってしまった水分が蒸発できず、内部に湿気が密閉されます。木材腐朽菌は「水分・酸素・温度・栄養(木材)」の条件が揃うと爆発的に繁殖するため、乾きにくい環境が整ってしまうことで腐食が一気に加速してしまうのです。
「飛び出している部分が少し腐っているだけなら、家全体の強度には関係ないのでは?」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、外に飛び出た木材の腐食を放置することは、建物全体にとって非常に危険なリスクをはらんでいます。
リスクの第一は「建物内部(構造体)への腐食の拡大」です。 外壁から突き出ている木材は、独立して浮いているわけではなく、外壁を貫通して建物内部の柱や主要な梁(はり)と一本の木材で繋がっています。つまり、外に出てている部分で発生した木材腐朽菌や雨水は、伝い水となって外壁の内部や屋根裏へとどんどん侵入していくのです。壁の中で大切な柱や土台が腐ってしまうと、耐震性が著しく低下してしまいます。
リスクの第二は「シロアリ被害の誘発」です。 シロアリは湿った柔らかい木材を大好物としています。雨水を含んで腐食した木材は、シロアリにとって絶好の餌場となります。飛び出た木部から侵入したシロアリが、そのまま柱や床下へと被害を広げてしまう事例は後を絶ちません。
リスクの第三は「落下事故や雨漏りの発生」です。 腐食が進んで強度が失われた木材や、先端に取り付けられている金属キャップ・板金が、台風や強風の際に吹き飛ばされたり、落下したりする危険があります。通学路や隣家の敷地、駐車場などに落下した場合、第三者への人身事故や物損事故に繋がる恐れがあり大変危険です。また、外壁との取り合い部分から雨漏りが発生し、室内の天井や壁にシミを作ってしまう原因にもなります。
今回のように木材が大きく欠損・腐食している場合、表面からペンキを塗り重ねるだけの「ペンキ塗り替え工事」では根本的な解決になりません。傷んだ部分をしっかり除去し、二度と水が入らない構造へ作り直す必要があります。
当店がご提案し、実際に施工を行う確実な補修手順は以下の3ステップです。
まずは、ノミやケレン工具を用いて、腐って脆くなった木部を残さず削り落とします。見た目以上に内部まで腐食が及んでいることが多いため、手で叩いて高く硬い音がする「健全な木造組織」が露出するまで徹底的に除去します。併せて、外壁内部や屋根裏方向まで腐食や雨漏りの形跡が広がっていないか、奥まで入念に確認します。
健全な木部が露出したら、高濃度の木材防腐・防蟻薬剤をたっぷりと塗布し、木材内部まで浸透させて菌の繁殖を予防します。その後、削り落としたことで崩れた形状を元に戻すため、耐久性の高いエポキシ樹脂系木材補修パテの充填や、新しい木材を用いた「継ぎ木(加工した木材の接合)」を行い、元の角材の形へ綺麗に整形します。
下地を綺麗に整えた後、露出している木部全体を覆うように、耐久性・耐候性に優れたガルバリウム鋼板(SGL鋼板など)で現場加工した金属カバーを被せます。上部・側面・木口(先端)を隙間なく完璧に包み込み、木材が直接雨や日光に触れない状態を作ります。最後に、外壁と板金の接合部分やビス頭に高耐久の変性シリコンシーリング材を充填し、防水密閉を完了させます。
この「板金巻き」を施すことで、木材特有の「定期的な塗り替えメンテナンス」が不要となり、長期にわたってメンテナンスフリーで家を守り続けることが可能になります。
今回は、仙台市青葉区で行った化粧桁の現地調査と、その補修・改修アプローチについて詳しくご紹介いたしました。
お住まいの外壁から飛び出している木材(化粧桁、化粧母屋、破風板、軒天など)は、常に過酷な環境に晒されているため、定期的な点検とお手入れが欠かせないポイントです。「塗装が剥げて木が見えている」「黒ずんでボロボロ落ちてくる」「カバーが浮いている」といった症状に気づいたら、被害が小さいうちに早めの対策をとることが、お住まいを長持ちさせる一番の近道です。
特に2階以上の高所作業となる場合、ご自身で梯子を登って確認するのは大変危険です。決してご無理はなさらず、プロの専門業者にお任せください。
当店では、仙台市青葉区をはじめ、仙台市全域・近隣エリアにて、屋根・外壁・木部の無料現地調査およびお見積もりを実施しております。高所カメラやドローンを用いた安全・確実な点検で、お住まいの状態を正確に把握し、お客様のご予算とご要望に合わせた最適な施工プランをご提案いたします。
「ちょっと気になる部分がある」「他の業者で見積もりを取ったけれどセカンドオピニオンを聞きたい」というご相談も大歓迎です。お電話、WEBお問い合わせフォームから、どうぞお気軽にお問い合わせください!
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