2026.05.31
仙台市青葉区の皆様おばんです!街の屋根やさん仙台太白店です!(^^)!今回ご相談いただいたのは、仙台市青葉区にお住まいのお客様から「お庭に見慣れない屋根の破片が落ちてきている」という大変ショッキングなご連絡でした。 ご自宅の屋根材(屋根の一番外側を覆っている仕上げ材)が突然落ちて…
みなさん、こんにちは(^^)/ 街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です!
お住まいのリフォームを検討する際、古い屋根を剥がさずに新しい金属屋根を重ねる「屋根カバー工法(重ね葺き)」は、費用や工期を抑えられるため非常に人気の高いメンテナンス方法です。
しかし、このカバー工法が「10年後、20年後も本当に長持ちするかどうか」は、実は屋根材だけではなく、先端に隠れる「改修用スターター」という、たった一つの部材も非常に重要なのはご存知でしょうか?
今回は、先日私たちが仙台市太白区で行った実際の施工事例を交えながら、この軒先水切りがいかに重要な役割を果たしているのか、そして雨樋を交換せずに、納める工夫について分かりやすく解説します!
【屋根カバー工法のメリットとは?費用相場や適した屋根材を厳選してご紹介!】
リフォームの見積書で「改修用スターター」や「軒先スターター」という文字を見たことがあっても、ピンとくる方は少ないかもしれません。 これは一言で言うと、「新しく葺く金属屋根の“1枚目”をガッチリ固定するための、軒先専用の土台金具(役物)」です。
屋根カバー工法では、既存のスレート屋根の上から防水シート(ルーフィング)を敷き、その上に新しい屋根材を「下から上に向かって」はめ込みながら張っていきます。その記念すべきスタート地点を支えるのがこの部材です。
改修用スターターには、お家を守るための2つの重大な任務があります。
大型の台風や爆弾低気圧が通過する際、屋根には下から上へと激しく巻き上げるような風圧がかかります。改修用スターターに1枚目の屋根材の端をカチッとロックさせることで、風が屋根の隙間に入り込んで一気にめくれ上がってしまう致命的なトラブルを防ぎます。
新築時とは違い、カバー工法では軒先に「古いスレート屋根の厚み」が残ります。改修用スターターはこの段差を綺麗に覆い隠す形状をしており、強風で雨水が軒先から内部へ逆流(吹き込み)するのをシャットアウトする役割を持っています。
ここで、先日仙台市太白区のお客様宅で行った、実際の現場の様子をご紹介します。
今回のご自宅は、経年劣化によって色あせや細かなひび割れが見られたスレート屋根(コロニアル)でした。今後のお手入れの手間や耐久性を考慮し、次世代の超高耐久ガルバリウム鋼板である「SGL鋼板」を使った屋根カバー工法をご提案させていただきました。
まずは既存の屋根全体に、密着性の高い粘着式の防水シート(ルーフィング)を隙間なく貼り、一次防水を強固に固めます。
その直後、いよいよ今回の主役である「改修用スターター」を軒先に取り付けます。 屋根の先端を包み込むように合わせ、等間隔にビスでしっかりと固定していきます。このスターターが「寸分の狂いもなく真っ直ぐ」取り付けられて初めて、その上に乗る新しい屋根材が美しく真っ直ぐに並ぶことができます。まさに、お家全体の屋根の「基準線」となる重要な工程です。
今回の太白区のお客様宅では、屋根カバー工法と同時に雨樋の交換工事も一緒に行いましたが、現場によっては「雨樋はまだ綺麗だから交換せず、屋根だけカバーしたい」というご要望をいただくこともあります。
実は、この「雨樋を交換しないカバー工法」こそ、職人の腕とノウハウが最も試されるポイントなのです。
古い屋根の上に新しい屋根を重ねるため、施工後の軒先は元よりも「数センチ高く、少し前(外側)に出っ張る」ことになります。何も考えずに標準的なスターターを取り付けてしまうと、以下のようなトラブルが発生します。
雨水の飛び越え: 屋根の位置が前に出すぎるため、勢いよく流れた雨水が雨樋を飛び越えて下に落ちてしまう。
金具との物理的干渉: 雨樋を支えている金具(内吊り金具など)にスターターがぶつかってしまい、正しく設置できない。
こうしたトラブルを防ぐため、私たちは既存の雨樋の種類や勾配、出幅をミリ単位で計算します。
状況に応じて、水切りの位置を意図的に内側へ引っ込ませた特殊部材「セットバックススターター」を使い分けたり、時には職人が現場で板金を細かく手折り加工し、そのお家専用の特注スターターを作って綺麗に納めます。
今回の施工でも、ゲリラ豪雨が来ても雨水がしっかり雨樋の芯へ落ちる、絶妙なクリアランスを確保して美しく仕上げました!
「見積もりを少しでも安くするために、このスターターという部材を省くことはできないの?」と思われる方もいるかもしれません。
結論から申し上げますと、絶対に不可能です。
もし改修用スターターを使わずに施工を強行した場合、以下のような恐ろしい二次災害を招くことになります。
1.屋根材の浮き: 1枚目の屋根が固定できず、風が吹くたびにパタパタと浮いてしまいます。
2.屋根の飛散: 次の台風や強風の際、下から入った風によって新しい屋根がベリベリと一気に吹き飛ばされるリスクがあります。
3.軒先の腐食・雨漏り: 軒先から雨水が回り込み、中の木材(野地板や鼻隠し)があっという間に腐食して大がかりな雨漏りに繋がります。
手抜き工事を行う悪徳業者でない限り、この部材を抜くことはありません。万が一、お手元の見積書に「スターター」や「軒先水切り」の記載がない場合は、「役物(やくもの)一式」に含まれているか、記載漏れの可能性があります。「軒先のスターターの処理はどうなっていますか?」と業者へ必ず確認するようにしましょう。
屋根カバー工法が完成すると、改修用スターター自体は新しい屋根材と雨樋の隙間に隠れてしまい、下からはほとんど見えなくなってしまいます。
しかし、この「完成すると見えなくなる部分」にどれだけこだわり、丁寧に施工するかが、10年後、20年後にお家を雨漏りや災害から守り続けられるかどうかの決定的な差になります。
街の屋根やさん仙台太白店では、事前に屋根の状態を徹底的にチェックし、一棟一棟の雨樋や軒先の状態に合わせた最適な部材選定と施工を行っています。
「我が家のスレート屋根もカバー工法ができる状態かな?」
「他社でカバー工の見積もりを取ったけれど、内容が適切か不安…」
など、仙台市太白区をはじめ宮城での屋根リフォームに関することなら、いつでもお気軽に私たちにご相談ください。大切な住まいのご不安を解消いたします!
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