2026.03.18
仙台市太白区 施設の入り口に強力な「ネット状雪止め」を設置!落雪事故を防ぐ安全対策 みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です!冬場、屋根からドサッと落ちる雪にヒヤッとしたことはありませんか? 特に、不特定多数の方が利用する施設の入り口では、小さな落雪が大き…
みなさん、こんにちは(^^)/ 街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です!
「まだ夏なのに、冬の雪の話?」と思われるかもしれませんが、実は「確実な落雪対策」を仕込むなら、本格的な寒さを迎える前の今の時期(夏〜秋)に動いておくのが大正解なんです! 冬になってからでは、屋根が凍りついて作業が危険になったり、工事の依頼が殺到してお待たせしてしまったりすることがあるからです。
今回は、先日仙台市太白区のお客様宅で実施した、雪止めネット「スノーZ」の設置工事をピックアップ!隣家への落雪を防ぐ仕組みや、私たちが絶対に妥協しない「施工のこだわり」を詳しく解説します。
「お隣の敷地に雪が落ちそうでヒヤヒヤしている…」「今のうちに冬の備えをしておきたい」という方は、ぜひ参考にしてくださいね!
【落雪防止の雪止め設置は後からも可能!4つの雪止めタイプをご紹介!】
屋根の落雪対策といえば、点々と並んだ「雪止め金具」をイメージする方が多いと思います。しかし、一般的な金具だけでは防ぎきれないケースが少なくありません。
そこで、通常の雪止め金具と今回設置した「スノーZ」の違いを分かりやすく比較表にまとめました。
| 対策の特徴 | 通常の雪止め金具(点止め) | スノーZ(面止めネット) |
| 雪の受け止め方 | 金具の頭で雪を「点で支える」 | 軒先に設置したメッシュで雪を「面で受ける」 |
| 落雪の防止力 | 水分を含んだ重い雪や、細かくなった氷状の雪はすり抜けて落ちることがある | 網目が雪をガッチリとロックし、微小なすり抜け落雪もほぼ完全にシャットアウト |
| 屋根への負担 | 金具がある特定の部分にだけ雪の荷重が集中しやすい | 軒先全体に重さが分散されるため、屋根の一部に無理な負荷がかかりにくい |
| 最適な設置環境 | 隣家との距離が十分に離れており、多少の落雪があっても問題ない敷地 | 隣家との距離が近い住宅密集地、カーポートや道路に面した屋根 |
通常の雪止め金具は、屋根全体の大きな雪塊が一気に滑り落ちるのを防ぐのには適しています。しかし、近年の水分を多く含んだ重い雪や、少しずつ溶けて細かくなった雪は、金具の隙間をすり抜けて下へ落ちてしまうのです。
「雪止めがついているのに、お隣の車や敷地に雪が落ちてしまった…」というトラブルの多くは、この“すり抜け”が原因です。
今回施工した太白区のお客様宅でも、こうした「わずかな落雪も絶対に起こさない確実な対策」を行うために、軒先を網羅して完全にロックする「スノーZ」を採用いたしました。
住宅密集地やカーポート上への落雪を防ぐ神アイテム「スノーZ」ですが、ただ取り付ければいいというわけではありません。私たちプロならではの強いこだわりをご紹介します🙇
スノーZにはいくつか素材のバリエーションがありますが、今回は最も耐久性の高いステンレス製(SUS)の商品を使用しました。
屋根の上は、雨や雪、強烈な紫外線、夜露などに365日晒される、家の中で一番過酷な場所です。ステンレスは表面に「不動態皮膜」という目に見えない強い保護膜を自ら形成するため、一般的な鉄や鋼板に比べて圧倒的にサビに強いのが特徴です。 さらに、積もった雪がせり出してくる強い荷重にも耐える高い強度を持っているため、何年経っても変形しにくく、大切な雨樋や軒先をしっかり守り続けます。
外観からは見えにくい部分ですが、プロとして絶対に妥協できないのが「縛る部材」です。今回、スノーZを既存の金具や屋根にしっかりと固定するために、私たちが使用したのは「ステンレス線(結束線)」です。
「本体がステンレスなら、縛るワイヤーは何でもいいのでは?」と思われるかもしれませんが、ここに大きな落とし穴があります。 異なる金属同士が水分(雨や雪)を介して触れ合うと、片方の金属が急速に錆びてしまう「電食(ガルバニック腐食)」という現象が起こるのです。もしここで安価な鉄や亜鉛メッキのワイヤーを使ってしまうと、固定している線だけが数年でボロボロに錆びて千切れてしまいます。
「ステンレスには、ステンレスを合わせる。」
この鉄則を守り、一本一本ガッチリと職人の手で緊結することで、雪の重みがかかっても絶対に緩まない強固な固定システムが完成します。
「ステンレス製は、他の素材に比べて少し初期費用がかかるのでは?」と心配される方もいらっしゃるでしょう。しかし、長期的な視点で見ると、実は最もコストパフォーマンスが高い選択になります🙇
期待耐用年数は「30年以上」! 環境にもよりますが、屋根上におけるステンレスの寿命は30年以上と言われています。これは高耐久な屋根材(ガルバリウム鋼板など)の寿命や、次の大規模な外壁・屋根塗装のサイクルとほぼ同じです。
メンテナンスの手間と費用を大幅カット 一度設置してしまえば、サビによる交換や補修の手間がほとんどかかりません。もし錆びやすい素材を選んでしまうと、数年ごとにサビ留めを塗ったり、固定線を取り替えたりと、その都度足場代や工事費がかかってしまうリスクがあります。
「もらいサビ」を防いで美観をキープ 雪止め自体が赤サビを起こすと、そのサビ汁が流れて自慢の屋根や雨樋、最悪の場合は外壁まで茶色く汚してしまう(もらいサビ)ことがあります。ステンレス製であればその心配がなく、いつまでも綺麗なお住まいを保てます。
お客様からよく「雪止めネットをつけるだけでも足場を組まないといけないの?」というご質問をいただきます。
結論から申し上げますと、原則として「足場の設置は必須」となります。これには、安全面だけでなく施工品質に関わる大きな理由が4つあります。
1.最も危険な「軒先(屋根の先端)」での作業だから
スノーZは屋根の最先端に設置する製品です。一歩足を滑らせればそのまま地面に直下してしまうため、安全に作業するための作業床(足場)が絶対に欠かせません。
2.両手を使って確実な施工(品質確保)をするため
ステンレス線での頑丈な締め付けやビス留めなど、指先や工具を使った緻密な手元作業が多く発生します。足場がない不安定な状態では100%の施工品質を確保できません。
3.工具や材料の落下事故を防ぐため
万が一、屋根の上から工具や部材が滑り落ちてしまうと、カーポートやお施主様の大切な資産、あるいは通行人に当たる大事故に繋がります。足場にメッシュシートを張ることで、これを未然に防ぎます。
4.法律(労働安全衛生規則)を遵守するため
法令により、2メートル以上の高所で転落の危険がある場所で作業を行う場合は、足場などによる作業床の設置が義務付けられています。
💡 お得なアドバイス 外壁塗装や屋根の塗り替えなど、「他で足場を組むタイミング」に合わせてスノーZを設置すると、足場費用が1回分浮くので最もお得になります!近々塗装の予定がある方は、ぜひ一緒にご検討ください(^^)
今回施工させていただいた太白区のお客様宅でも、軒先への確実なセッティングと、ステンレス線による美しい緊結を完了いたしました。 これで今年の冬にまとまったドカ雪が降っても、隣家や足元への落雪を心配することなく、安心してお過ごしいただけます。
雪が降ってから「どうしよう!」と慌てるのではなく、気持ちに余裕のある今の時期に対策を済ませておくことが、失敗しない屋根メンテナンスの秘訣です。
「我が家の屋根にはどの雪止めが合う?」「隣の家との隙間が狭いんだけど大丈夫?」など、どんな小さな不安でも構いません。屋根の専門家である私たちに、ぜひお気軽にご相談ください!
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