2026.05.24
仙台泉区 バルコニー床の防水シートの劣化を調査 みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です! 皆さんは、普段ご自宅のバルコニーやベランダの「床」をじっくり見たことはありますか? 「洗濯物を干すときについでに見るくらいかな…」という方が多いかもし…
みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です!
ベランダやバルコニーの床面は、雨や紫外線に日々晒されるため、定期的な防水メンテナンスが欠かせない場所です。しかし、いざ工事を検討すると「エアコンの室外機はそのままで工事できるの?」「ウレタン防水とシート防水、うちのバルコニーにはどちらが良いの?」といった疑問が出てくるのではないでしょうか。
また、すでに「床のシート防水が所々膨れ上がっている……」とお悩みの方も多いかと思います。
この記事では、防水工事におけるエアコン室外機の扱い方から、ウレタン防水・シート防水の徹底比較、そしてシートが膨れている場合の正しい改修方法まで分かりやすく解説します!
【屋上防水とは?防水工事の種類・価格などを比較解説】
バルコニー床の防水工事を行う際、室外機を完全に「脱着(取り外し・再設置)」するかどうかは、床面の劣化状態や配管の余裕、予算によって判断が分かれます。大きく分けて以下の2つの対応方法があります。
冷媒管(ホース)に十分なゆとりがある場合、室外機をロープなどで少し吊り上げたり、左右にわずかに動かしたりしながら、その隙間に防水施工を行う方法です。
メリット: エアコン脱着にかかる電気工事費用を抑えられます。また、工事中もエアコンを使用し続けることが可能です。
デメリット: 室外機の真下や、架台(プラスチックの土台)の設置部分の仕上がりに多少のムラが出たり、塗膜が薄くなったりするリスクがあります。また、古い配管を無理に動かすとガス漏れの原因になることがあります。
パターン2:完全脱着(取り外し・再設置)
専門の電気工事業者が一度フロンガスを回収(ポンプダウン)して室外機を完全に取り外し、防水工事が完了して床面が完全に乾燥した後に、再度設置し直す方法です。
メリット: 遮るものが一切なくなるため、隅々まで均一で強固な防水層を形成できます。最も雨漏りリスクを減らせる確実な施工です。
デメリット: 別途エアコンの脱着費用(電気工事代)が発生します。また、施工中の数日間はそのエアコンが使用できなくなります。
【判断の目安】 床面にひび割れや雨漏りの兆候がある場合や、しっかりとした厚みを持たせる防水改修を行う場合は、トラブルを防ぐためにも「完全脱着」が推奨されます。逆に、表面のトップコート(保護塗装)の塗り替え程度であれば、「簡易吊り上げ・移動」で対応できるケースが多いです。
防水改修でよく使われる「ウレタン防水」と「シート防水(塩ビシート等)」のどちらを選ぶべきかは、床面の形状(凹凸や障害物の多さ)と耐久性・コストのバランスが大きな判断基準になります。
まずは全体像を比較表でご確認くださいm(__)m
| 項目 | ウレタン防水(塗膜防水) | シート防水(塩ビシートなど) |
| 工法の特徴 | 液体状のウレタンを何層も塗り重ねて防水層を作る。 | 工場で製造された防水シートを接着剤や器具で敷き詰める。 |
| 耐用年数 | 約10〜15年 (5〜7年ごとにトップコートの塗り替え推奨) | 約15〜20年 (塩ビシートの場合。長寿命でメンテフリー期間が長い) |
| 適した場所 | 複雑な形状、狭いバルコニー、障害物(室外機など)が多い場所 | 広くて平坦な場所、屋上、長方形のベランダ |
| 初期費用 | 比較的安価〜中程度 | ウレタンよりやや高め(平米数が広いと割安になる) |
メリット(どんな形状にも馴染む): 液体を塗って仕上げるため、室外機まわりや複雑な形状、狭い場所でも隙間なくシームレス(継ぎ目なし)に仕上がります。万が一の際の部分補修も容易です。
デメリット: 手作業で塗るため職人の技術力によって厚みにムラが出やすく、定期的なトップコート(紫外線保護塗装)のメンテナンスが必要です。
メリット(耐久性が高く長持ち): 工場製品のため厚みが均一で耐久性が高く、紫外線にも強いです。塩ビシートの場合、ウレタンのような数年ごとのトップコート塗り替えは原則不要で、長期的に手間がかかりません。
デメリット: シートを切り貼りするため、細かい角や障害物(室外機など)が多い狭い場所では、隙間ができやすく施工が非常に難しくなります。
もし、現在のバルコニーのシート防水が「所々ポコポコと膨れ上がって下地から浮いている」という症状が出ている場合、注意が必要です。
この膨れは、主に「下地に含まれた水分(湿気)が太陽光で温められ、水蒸気となってシートを押し上げていること」が原因です。これを無視して上からそのまま新しい防水を密着させてしまうと、数年以内に再び同じように膨れて破れてしまいます。
この場合の正しい改修工法は、現場の状況に合わせて以下の2つの実質的な選択肢となります。
既存の傷んだシートを適切に処理・撤去した上で、裏面に空気の通り道がある特殊な「通気緩衝シート」を敷き、その上からウレタンを塗る工法です。 下地から発生する湿気を「脱気筒(だっきとう)」という小さな換気弁から外へ逃がす仕組みになっているため、水分による膨れを根本から防ぐことができます。複雑な形状や室外機まわりにも綺麗に馴染むため、多くの住宅バルコニー改修で第一候補となる確実な工法です。
既存の膨れた部分を補修した上で、その上から新しいシートを専用の器具(ディスク板)を使って下地に「点」でビス固定していく工法です。 下地とシートをベッタリ接着しない(絶縁する)ため、下地の水分が蒸発してもシートが影響を受けず、膨れが再発しません。広い屋上や、フラットで大きなバルコニーに最適です。
バルコニーの防水工事は、ただ新しく塗れば良いというわけではなく、「室外機などの障害物の有無」や「現在の下地の状態(湿気による膨れなど)」に合わせて正しく工法を選ぶことが、長持ちさせる最大の秘訣です。
特にすでに膨れが見られる場合は、一般的な「密着工法」での改修や、部分的なパッチ当て補修では再発のリスクが非常に高くなります。
まずは信頼できる専門業者に床面の状態をしっかり診断してもらい、ご自宅のバルコニーに最適なプラン(ウレタン防水の通気緩衝工法など)を提案してもらうことから始めましょう!
【『防水工事』ベランダ・バルコニー・陸屋根に!種類を比較】
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