2026.06.06
仙台市太白区 2階の軒天の塗膜の剥がれの現地調査を実施! みなさんこんにちは!街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です(^^) 先日、仙台市太白区のお客様より「2階の軒天(屋根の裏側の天井)が剥がれてボロボロ落ちてくる」とのSOSをいただき、現地調査に伺いました。 確認すると、2階のケ…
みなさんこんにちは(^^) 街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です!
お家の外回りのメンテナンスというと「外壁のひび割れ」や「屋根の瓦のズレ」を真っ先に思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実はそれらと同じくらい、あるいはそれ以上に雨漏りのリスクを秘めている重要な場所があります。それが「破風板(はふいた)」です。
先日、仙台市泉区にお住まいのお客様より、 「屋根の端っこの板が、何だかボロボロと剥がれ落ちてきている気がする…一度見てもらえませんか?」 との切実なご相談をいただき、さっそく現地調査にお伺いしましたm(__)m
今回のブログでは、その現地調査の様子とともに、なぜ屋根の板がクッキーのようにボロボロになってしまうのか、その恐ろしい原因と、絶対にやってはいけない間違った補修方法についてプロの視点から詳しく解説します!
【破風(はふ)とは?屋根を守る破風板の役割からメンテナンスの時期までプロが解説!】
今回お邪魔したお宅で使われていたのは、セメントに繊維質を混ぜて成形した「窯業(ようぎょう)系」と呼ばれる素材の破風板でした。現代の住宅では非常にポピュラーな建材です。
実際に屋根に上り、間近で状態を確認してみると、事態は想像以上に深刻でした(>_<)
表面の塗装が少し浮いているというレベルではなく、破風板の基材(素材そのもの)が水分を限界まで吸い込んでしまい、内側からボロボロに爆裂(崩壊)して剥がれ落ちている状態だったのです。
「ただの板の劣化でしょ?」と思われるかもしれませんが、実はこれ、お家全体が出している「非常に危険な末期サイン」なのです!
なぜ、これほどまでに建材が傷んでしまうのでしょうか?そこには、この場所ならではの「雨水の逃げ道のなさ」と、仙台ならではの「気候」が深く関係しています。
今回ボロボロになっていた箇所をよく見ると、ちょうど雨樋の水を一箇所に集める「集水器(マス)」や、樋が曲がっているコーナー部分のすぐ裏側でした。 落ち葉やゴミが雨樋に詰まると、大雨が降った際に雨水が溢れ出します(オーバーフロー)。また、強風を伴う雨のときには、雨水が雨樋の外側を伝って、本来水がかかるはずのない破風板の裏側や隙間に激しく回り込んでしまうのです。
窯業系の破風板は、主成分がセメントです。新築時は塗装によって防水されていますが、経年劣化で塗装の寿命が切れると、雨が降るたびに水をスポンジのように吸い込んでしまいます。 タチが悪いのは冬場です。「夜の間に、破風板に染み込んだ水分が凍って膨張する(体積が大きくなる) ➔ 昼間に太陽が当たって溶ける」という動きを毎日交互に繰り返します。この内部からの膨張圧力によって、素材の結合が内側からベリベリと破壊され、最終的にクッキーが粉々になるように崩れてしまうのです。これが「凍害(爆裂)」と呼ばれる現象です。
施主様から一番多くいただくのが、「傷んでいるところだけ部分的に切り取って交換したり、パテを埋めてペンキを塗ったりすれば安く済むんじゃない?」というご質問です。
お気持ちは非常に痛いほど分かりますが、結論から申し上げますと、ここまで基材が脆くなっている場合、部分修繕や塗装によるメンテナンスは絶対に不可能です。
もし強引にパテを詰めて上から色を塗ったとしても、以下のような問題が確実に発生します。
数年で塗膜ごとベリベリ剥がれる 基材自体がすでに湿気を含んで脆くなっているため、パテがうまく密着しません。早ければ次の冬には、直したはずの場所のすぐ隣からまた新しく剥離が始まります。
「継ぎ目」が新たな雨漏りの原因になる 一部だけ新しい板に交換しようとすると、古い板との間に必ず「継ぎ目(目地)」が生まれます。そこをシーリング(コーキング)で塞ぐことになりますが、雨風が直撃する破風板において、継ぎ目が増えることはそれ自体が将来の雨漏りリスクを増やす原因になります。
足場代が二重にかかって損をする 破風板のリフォームには、高所作業となるためほぼ確実に「足場工事」が必要です。部分的なその場しのぎの補修をして、3年後に「また隣がダメになったから足場を組んで修理…」となるくらいなら、一度の足場で一面をしっかり直してしまった方が、トータルの出費は圧倒的に安く抑えられます。
では、どうするのが一番お家のために長持ちし、経済的なのでしょうか? 今回のようなケースでは、傷んだ破風板全体を、耐久性の高い金属シートで完全に包み込む「ガルバリウム鋼板(板金)カバー工法」がベストな選択肢です。
幸いにも内部の木下地(骨組み)まで完全に腐り落ちていない段階であれば、既存の破風板の上から、お家の形状に合わせて加工したガルバリウム鋼板をすっぽりと被せます。
金属製なので、今後は雨樋からどれだけ水が溢れても水分を吸い込むことは一切ありません!凍害のリスクもゼロになり、お家全体の防水性能が劇的に向上します。見た目もシャープで新築のようになり、これからのメンテナンス費用を大幅に削減できる最もコストパフォーマンスが高い工事ですm(__)m
破風板のすぐ下には、白くて穴の空いた天井パネル「軒天(のきてん)」があります。 破風板の劣化を放置して内部に水が回り、この軒天まで腐って天井が落ちてしまうと、修理費用は一気に跳ね上がってしまいます。
「そういえば、最近雨樋から水がポタポタ漏れる音がするな…」 「下から見上げたとき、なんとなく黒ずんでいる気がする」
そんな少しの違和感があれば、被害が小さいうちにプロの手で点検することをおすすめします。
街の屋根やさん仙台太白店では、経験豊富な「雨漏り診断士」が在籍しており、お住まいの状態を徹底的に調査した上で、決して無理な営業はせず、本当に必要な工事だけを分かりやすくご提案いたしますm(__)m
仙台市泉区をはじめ、宮城全域での点検・お見積もりは完全無料で承っております。小さな疑問でも大歓迎ですので、いつでもお気軽にご相談くださいね!
【屋根のプロが教える!破風板・鼻隠し・ケラバの役割と修理・補修方法はこちら!】
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