2026.09.02
【仙台市太白区 屋根カバー工事の現地調査を実施】 みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です!先日、仙台市泉区のお宅にて、金属横葺き屋根の現地調査を実施いたしました。 「屋根に茶色いサビが広がってきた」「下から見たら赤茶色の筋が見えて心配」といったご相談をい…
みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です!
仙台市泉区でスレート屋根の劣化にお悩みの方へ。お住まいの屋根は、普段目につきにくい場所だからこそ、気づかないうちに傷みが進行しているケースが多くあります。特に築10年以上が経過したスレート屋根の場合、表面の塗装が剥がれて水を吸うようになり、ひび割れやコケの発生、最悪の場合は雨漏りへと繋がってしまいます。
「塗装だけで本当に大丈夫?」「全面吹き替えとなると工事費用が高そう……」とお悩みの方におすすめなのが「屋根カバー工法(重ね葺き工法)」です。今回は、仙台市泉区で実際に施工したスレート屋根のカバー工事事例をもとに、カバー工法の必要性や特徴、実際の施工手順をわかりやすく解説いたします。
【屋根カバー工法のメリットとは?費用相場や適した屋根材を厳選してご紹介!】
スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)は、日本の住宅で広く採用されている屋根材ですが、主成分がセメントであるため、定期的なメンテナンスを必要とします。新築から10〜15年が経過すると、太陽の紫外線や雨風の影響で表面の防水塗膜が切れ、様々な劣化症状が現れ始めます。
【主な劣化症状】
色あせ・退色:塗膜が劣化し、防水性が低下している初期サイン。
コケやカビの発生:水はけが悪くなり、湿気が留まることで発生。
ひび割れ・欠け:水分を含んだスレートが冬場の凍結と乾燥を繰り返すことで破損。
反り・浮き:基材自体が限界まで水分を吸い、変形してしまう状態。
これらの症状を放置すると、屋根材の下にあるルーフィング(防水シート)や野地合板(下地木材)まで水が回り、雨漏りや木部の腐食を引き起こします。
塗装によるメンテナンスも選択肢の一つですが、劣化が進行したスレート屋根材への塗り替えは、一時的な気休めに過ぎないこともあります。数年後に再び塗装が必要になるコストを考えると、屋根そのものの耐久性を根本から高めるメンテナンスが求められます。そこで選ばれているのが、既存の屋根の上から新しい屋根材を覆う「屋根カバー工法」なのです。
屋根カバー工法(重ね葺き)とは、既存のスレート屋根を撤去・処分せず、その上に新しい防水シートと軽量な金属屋根材を被せる工事方法です。葺き替え工事(既存屋根を全撤去して新しく張り替える工事)と比較して、非常に多くのメリットがあります。
1.解体費用・廃棄物処理費用の削減
既存屋根を剥がさずに施工するため、解体にかかる人件費や廃材の処分費用を大幅に抑えることができます。特に2004年前後に建てられたスレート屋根にはアスベスト(石綿)が含まれている場合があり、葺き替えとなると高額なアスベスト処分費用が発生します。カバー工法であればアスベストを封じ込めつつコストを大幅に節約可能です。
2.工事期間の短縮と近隣配慮
既存屋根の撤去作業がないため、工事の作業音が軽減され、工期も短縮できます。粉塵の飛散リスクも最小限に抑えられるため、ご近所へのご迷惑を最小限に留めることができます。
3.二重構造による「防水性」「断熱性」「遮音性」の向上
既存の屋根材の上に新しい防水シートと屋根材が乗るため、屋根全体が「二重構造」になります。万が一の雨漏りリスクを劇的に軽減するだけでなく、屋根が二重になることで室内の断熱性や遮音性(雨音の軽減)が向上します。
瓦屋根など波のある屋根には施工不可:基本的に平坦なスレート屋根や金属屋根が対象です。
下地が腐食している場合は施工不可:雨漏りが長期間続いて野地合板が腐っている場合は、下地の補修・葺き替えが必要です。
今回、仙台市泉区にて実施したスレート屋根のカバー工事の概要をご紹介いたします。
施工エリア:仙台市泉区
施工内容:屋根カバー工法(重ね葺き工事)
下葺き材(防水シート):通気エコルーフⅡ(通気遮熱屋根下葺シート)
使用屋根材:ガルバリウム鋼板屋根材(雪止め金具設置)
・通気遮熱下葺シート「通気エコルーフⅡ」
一般的なアスファルトルーフィングとは異なり、高い防水性能を持ちながら、屋根裏に溜まった湿気を外へ逃がす「通気性」と、太陽光の熱を遮る「遮熱性」を兼ね備えた高品質な下葺きシートです。屋根裏の結露を防ぎ、住宅の構造体を長持ちさせます。
・ガルバリウム鋼板屋根材
金属屋根材の中でも非常に軽量で、地震時の建物への負荷を軽減します。耐食性(サビにくさ)や耐候性に優れており、長期間にわたってメンテナンスフリーを実現します。仙台市泉区の冬の積雪・落雪対策として、高耐食鋼板製雪止めを規定位置へ適切に配置しました。

実際の工事工程を写真のプロセスの通りにご紹介します。一つひとつの工程を丁寧に行うことが、長持ちする屋根作りの秘訣です。
施工前に屋根の劣化状況を細かく点検します。全体的に退色が進み、塗膜が剥がれ落ちて防水性が低下している状態でした。幸いなことに下地合板の腐食や著しい破損は見られなかったため、カバー工法が最適であると判断いたしました。安全に作業を行うための足場を組み、飛散防止ネットを張って施工を開始します。
既存スレート屋根の清掃を行った後、屋根全体へ「通気エコルーフⅡ」を隙間なく敷設していきます。軒先(屋根の先端)から棟(屋根の頂点)に向かって、規定の重なり幅をしっかり確保しながら施工します。ここで隙間なく敷き詰めることが、建物への雨水侵入を防ぐ確実な一次防水層となります。
防水シートの上から、ガルバリウム鋼板屋根材を葺き上げていきます。ビス留めをしっかりと行い、強風でも飛散しない強固な屋根を作ります。また、冬場の雪滑りによるカーポートの破損や隣家への落雪事故を防ぐため、仙台地域の気候に合わせた強固な雪止め金具を規定のピッチで確実に取り付けました。
屋根の頂上部分(棟)に貫板(ぬきいた)を取り付け、その上から棟包み板金を被せて固定します。雨水が最も入り込みやすい端部や接合部の役物鈑金を緻密に納め、コーキング処理等を施して完全防水を施します。これで2階屋根のカバー工事が完了です。
スレート屋根は、適切なタイミングでカバー工法を実施することで、新築のように美しく、そして地震や大雨に強い屋根へと生まれ変わらせることができます。
築10年以上が経過し、屋根の色あせやひび割れが気になっている
今後のメンテナンス費用をできるだけ抑えたい
雨漏りが心配なので防水性能を大幅に向上させたい
このようにお考えの方は、ぜひ「屋根カバー工法」をご検討ください。
雨漏り診断士や建築板金技能士などの専門資格を持ったプロが、現地調査から施工まで責任を持ってご対応いたします。仙台市泉区周辺で屋根点検やカバー工事をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください!
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