HOME
施工事例
仙台市太白区ベランダ部分から雨漏り 2階建て住宅の笠木、雨漏り修繕工事の費用と施工方法は？

工事のきっかけ

「以前から雨漏りしていて軒天井が落下している状態です。予算の都合上、部分修理で考えてますが対応してもらえますか？」
と仙台市太白区にお住いの方よりお問合せを頂きました。
雨漏り調査を行ったところ、ベランダ部分の板金笠木が雨漏りの主な原因と分かりました。
ベランダ手摺を取り外し、新しい板金笠木と交換するお見積りでご提案。
工事金額と工事内容に納得して頂き工事のご縁をいただきました！

仙台市太白区雨漏り修理

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 雨漏り修理

施工期間: ・板金笠木交換工事(1日)　　・ベランダ手摺脱着工事、腐食部分木下地交換工事(1日)

使用材料: ガルバリウム鋼板

築年数: 32年

工事費用: 15.2万円

建坪: ベランダ笠木の長さ　7.5ｍ

みなさんこんにちは!(^^)!
街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です(^^)/
今回は「ベランダ部分の板金笠木交換工事」についてのご紹介です(^^)/
ベランダには手摺が取付けてあったりしますが、
その場合は、一度手摺を取外して笠木工事が終わったら、再度取付けを行う手摺脱着工事などの費用もかかってしまいます。
しかし、新しく取付ける板金笠木は従来の板金(トタン)と違い、
アルミを半分程含んでいる『ガルバリウム鋼板』と呼ばるものを使用しますので
トタンと比較して3~6倍の耐久性があり、サビにくい特性が大きなメリットです。
耐久性・防水性に優れたガルバリウム鋼板を使用した笠木工事の施工方法について
詳しくお話をしていきますので、みなさん最後までお付き合いください(^^)/

＃関連記事
・街の屋根やさんとは
・街の屋根やさんがご提供する5つの安心
・屋根リフォーム施工の流れ

板金笠木とは？

『板金笠木』とは写真のように外壁の一番上に蓋のように取付けてある、コの字の板金のことです。
ベランダの手摺を笠木に直接ビスで固定したりするため、雨漏り原因になりやすい部分とも言えます(>_<)
そのため、しっかりと防水処理を行わないといけない場所でもありますよ。

コーキングの劣化が原因で起きた雨漏り

ベランダの手摺を支えている支柱の設置部分にコーキング(防水処理材)の隙間がありました(>_<)
ここから雨水が浸入し、雨漏りに繋がったと考えられます。
表面の様子を確認し、内側の木下地材が腐食しているだろうと予想し、恐る恐る撤去作業を続けていきます(>_<)

各支柱部分から雨水が浸入していたと見られる板金笠木のサビ

ベランダ手摺の取外し作業からスタートです。
手摺を取外してみると、支柱と笠木が接触していた部分が
サビにより腐食しているのが確認できました(>_<)
おそらく長年に渡り、この部分から雨水が浸入していたのでしょう(>_<)

支柱が設置されてあった部分の木下地の腐食

板金笠木を撤去してみると木下地の腐食が所々で目立ちました(>_<)
本来であれば笠木の木下地の上にアスファルトルーフィング(防水シート)を取付けるのですが、
こちらのご自宅ではそのような処置がされていませんでした(>_<)
防水シートが取付けていないと、防水効果が失われ、木下地の寿命を縮める原因にもなりますので
手を抜かずに防水性を高めないといけません(>_<)

腐食した木下地を新しい木材に交換・補強

水を含んでしまい強度を保っていない部分は、新しい木下地を使用して補強していきますよ(^^)/
板金笠木の下地も見違えるほど、とてもキレイになりました！
木下地がしっかりしていないとベランダの手摺に力を加えた時に耐え切れず、ビスが外れてしまい、
事故に繋がることもありますので、木下地はとても大切な役目を果たしてくれていますよ(^^)/

木下地を覆うようにアスファルトルーフィングを使用して防水処理

せっかく新しくなった木下地も以前のように防水処理をしないと寿命を縮めることになります。
ここはしっかりと新しくなった木下地を覆うようにアスファルトルーフィングを取付けていきますよ(^^)
万が一、笠木から雨水が浸入したとしても、アスファルトルーフィングがあることによって、室内への浸入をある程度防いでくれます！

下地の笠木板金を取付ける事で更に防水性🆙

防水シートを取付けたら、本笠木(仕上げ材)を取付ける前に捨て笠木(下地材)の板金笠木を取り付けていきますよ(^^)/
捨て笠木を取付ける事によって笠木が2重になるので防水性が🆙します(^^)/
捨て笠木の重なり部分はコーキングでしっかりと防水処理をしていきます。

捨て笠木を取付けたら仕上げ材となる本笠木を取付け

次に、最後の仕上げの本笠木を取付けていきますよ(^^)/
捨て笠木と同様に重なり部分にコーキング材を取付けて雨水が入らないように防水処理を行っていきます。
本笠木が仕上がりとなるので慎重に作業を進めていきます(^^)

重なり部分は表面からも防水処理

念には念を入れ、重なり部分はキレイに仕上がるようにマスキングテープを貼って表面から更にコーキングを取付けますよ(^^)/
こちらは仕上がりとなるので、本笠木と同様、茶色系のコーキング材で統一しました。

雨漏りの原因だった支柱部分にもしっかりと防水処理

手摺を取付けるのには、やはり笠木の上にビスで固定するしかありませんので、渋々ビスで固定をして支柱の周りはしっかりコーキング処理をしました。
ここまですれば雨水も入る隙間がなさそうですね(^^)/

20分程度散水試験を行い雨漏りが改善できたのを確認して完了(^^)/

防水処理を行ったあとは、最後に雨漏りが改善できたのを確認して完成になります(^^)/
雨漏りは一ヶ所から発生しているとは限らず、複数から雨漏りに繋がっているケースも多く見られます。
もし雨漏りが発生したら早めに専門の業者さんへ調査を依頼するのがご自宅の寿命を延ばすことに繋がると思います。
雨漏りが発生していなくても大丈夫です。ご自宅の屋根の状態を見てもらいたいだけでも対応致しますので是非、お気軽に街の屋根やさん仙台太白店にお問合せ下さい(^^)/

【関連記事】
・岩沼市テナント瓦屋根の葺き替え工事。下地が腐食し陥没、雨漏りも発生してました。
・柴田町屋根からの雨漏りが発生。屋根の一面だけ葺き替え工事。
・柴田町サビで傷んだ穴のあいた物置の屋根。下地を追加し新しい屋根へ！

施工事例一覧をご覧になりたい方
🏠施工事例一覧