2026.10.23
【仙台市泉区 バルコニー防水を現地調査!】 みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です!仙台市泉区にお住まいのお客様より、「4年ほど前にベランダのトップコートを塗り替えてもらったのだが、表面がベリベリと剥がれてきてしまった」とのご相談をいただき、さっそく現地…
みなさん、こんにちは(^^)/ 街の屋根やさん仙台太白店の兵藤です!
ご自宅のベランダやバルコニーを歩いた際、「足元がフカフカする」「特定の部分だけ沈む気がする」と感じたことはありませんか? 実はその違和感、内部で重大な雨漏りや木材の腐食が進行しているサインかもしれません。表面の防水塗膜が切れると、隙間から侵入した雨水が土台となる木下地を腐らせ、最終的には床が抜け落ちてしまう危険性があります。
今回は、仙台市太白区で実施したバルコニーの防水改修工事の施工事例をご紹介します。 雨水によって床面に穴が開いてしまった現場の現地調査から、腐食部材の撤去・木下地の頑丈な補強、針葉樹合板による下地づくり、そしてFRP防水による強固な防水層の形成まで、一連の作業工程を詳しくまとめました。「ベランダの床が傷んできたかも…」とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください!
【『防水工事』ベランダ・バルコニー・陸屋根に!種類を比較】
まずは施工前に実施した現地調査の様子からお伝えします。
お客様から「ベランダの床が沈む」とお問い合わせをいただき駆けつけたところ、目視でもはっきりとわかるレベルで床面の一部が大きく凹んでいました。トップコートや防水塗膜は摩耗・剥離が進み、指で軽く押すとパリパリになったFRP層が破れ、中の木材がボロボロになって穴が開いている状態でした。
バルコニーは一年中、日光(紫外線)や雨風に直接晒される過酷な場所にあります。 経年劣化で防水層に小さなひび割れ(クラック)やドレン周りの隙間ができると、入ってきた雨水が内部に留まり続けます。内部の木材は逃げ場のない湿気によって急速に腐食(朽化)が進むため、定期的な点検と早めのメンテナンスが不可欠です。そのまま放置すると床材崩落事故にもつながるため、今回は急ぎ下地補強を含めた防水改修工事を行うこととなりました。
防水性能を長く維持するためには、塗料を塗る前段階である「木下地の再構築」が最も重要なポイントとなります。湿気を吸ってスカスカになった下地の上に新しく防水層を作っても、数年で再び沈み込みや破損が再発してしまうからです。
作業ではまず、水が回って壊れたFRP層と腐食した合板を丁寧にカットして撤去(解体)しました。内部を開放すると、床を支える根太(ねだ)や受け材まで黒く腐食が進んでいました。
傷んだ木材を残さず丁寧に取り除いた後、現場の寸法に合わせて新調した耐久性の高い木質部材(角材・補強材)を組み込みます。建物の柱や梁など健全な構造体にしっかりと固定し直すことで、大人が乗ってもびくともしない強靭な床の骨組み(木下地)を再生しました。
頑丈な骨組み(根太)が完成した後は、防水材を塗布するための平滑な面を作る「合板の張り込み」へ移ります。
今回は建築用の構造用下地として高い耐久性と強度を持つ「針葉樹合板」を使用しました。 穴の空いていた部分だけでなく、バルコニー床面全体に合板を上に重ねて敷きつめ、専用ビスでしっかりと留めていきます(増し張り・二重張り工法)。こうして面全体で荷重を受ける構造にすることで、床材としての剛性が格段に高まります。
また、サッシ立ち上がり部や壁際、排水ドレンとの取り合い部分など、雨水が侵入しやすい細部も隙間なくフィットするように正確に加工して固定しました。平らで頑丈な下地が仕上がったことで、FRP防水のポリエステル樹脂がしっかりと密着する土台が完成しました。
理想的な木下地が完成したら、メイン工程であるFRP(繊維強化プラスチック)防水の積層(かんそう)作業に入ります。
FRP防水とは、強固な「ガラス繊維シート(ガラスマット)」に液状の「ポリエステル樹脂」を染み込ませて一体化・硬化させる工法です。非常に軽量で耐衝撃性・耐水性に優れており、住宅のベランダ・バルコニー防水の主流となっています。
【主な施工ステップ】
1.プライマー(下塗料)塗布 合板とFRP樹脂の接着力を高めるため、専用のプライマーを下地全体および立ち上がり壁面にムラなく塗り込みます。
2.ガラスマットの敷設と樹脂の塗布(積層) ガラスマットを隙間なく敷き、ポリエステル樹脂をローラーでたっぷりと浸透させます。この際、内部に気泡(空気)が残ると膨れや剥がれの原因になるため、専用の脱泡ローラーで入念に空気を抜きながら密着させます。
3.立ち上がり部分の巻き上げ 壁際やサッシ下などの「立ち上がり」部分にも規定の高さまでガラスマットを巻き上げ、繋ぎ目のない箱型の防水空間を作り上げます。
FRP防水層がカチカチに硬化したのを確認したら、最後の仕上げ作業である「トップコート(保護塗装)」を行います。
FRP樹脂は非常に頑丈ですが、直射日光(紫外線)を浴び続けると徐々に劣化してしまう弱点があります。そのため、紫外線遮蔽効果のあるトップコートを表面に塗り重ねて防水層を保護します。鮮やかなグレーのトップコートを均一に塗ることで、新築時のように綺麗な仕上がりとなりました。
すべての工程が完了し、お客様に施工後の足元をご確認いただきました。 あんなに深く凹み穴が開いていた床面は跡形もなく消え去り、安心して歩ける強固なバルコニーに生まれ変わりました。これで雨の日も水漏れを心配することなく、日常的に快適にお使いいただけます!
今回は仙台市太白区で行った、穴が開いてしまったバルコニーの木下地補強とFRP防水改修の事例をご紹介いたしました。
バルコニーの「床が沈む」「歩くとフカフカする」といった症状は、すでに内部で深刻な雨漏り・下地腐食が起きている合図です。表面的な塗り替えだけでは根本解決にならないケースが多いため、実績のある専門業者による「下地からの適切な補強」が必要です。
街の屋根やさん仙台太白店では、仙台市太白区をはじめ宮城県内全域で、屋根・外壁・バルコニーの雨漏り調査や防水・修繕工事を承っております。雨漏り診断の知識を持ったプロが現地にお伺いし、お住まいの状態に合わせた最適な工事プランをご案内いたします。
「ベランダの床材が傷んでいる」「水たまりやひび割れが気になる」という方は、ぜひお気軽に当店までご相談ください!
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